ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
皆さんには、「知り合い」は何人いるでしょうか? 皆さんには、「友人」は何人いるでしょうか? 皆さんには、「親友」は果たして何人いるでしょうか?
何でも相談できて、一緒にいて楽しくて、いつでも遊びに行ける、お互いに何でも知っている・・・。いいですね。そういう親友が1人でもいるなら、幸せですね。(この文章を書いていて、「名探偵コナン」に登場する毛利蘭と鈴木園子のことを思い浮かべてしまいました。分かる方は、分かるでしょうか?)
さて、私といえば、よくよく考えると「友人」が少ない方だと思います。どちらかといえば、「知り合い」「仕事上関係ある人」「仕事上のパートナー」が多くて、「友人」の名前を挙げろと言われると、困ってしまいます。(このコラムを読んでいて、「えっ? オレって、篠原の友人じゃないの?!」と思われた方、すみませんでした。その方は、友人、親友です!)
でも、自分に似た人がいて、ホッとしました。あの、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)です。詳しい人物紹介はいらないと思いますので飛ばしますが、彼はこう言っています。「わたしには友人は一人もありません・・・」(『100人の聖書』37ページ参照)
ベートーヴェンが語っている言葉は、まさしく私たちにも適用されるのではないでしょうか? 私たちには「本当の友人」がいるでしょうか? また、永遠に続く友情とは、存在するものでしょうか?
先日、「聲(こえ)の形」という映画を見てきました。聴覚の障がいによっていじめを受ける女の子が主人公ですが、もう1人の主人公は、その女の子を中心的になっていじめていた男の子です。彼はある日から、そのことが原因で、自分がいじめられる立場になり、いつも一緒にいた「親友」からも切り捨てられました。
どんなに「親友」「友人」と信じきっていても、ある1つの出来事で、その関係は終わってしまうともいえます。また、「親友」「友人」という関係も、どちらかが亡くなれば、消滅してしまいます。
私たちに「本当の友人」はいるのでしょうか? 消滅しない、永遠の「友人関係、親友関係」はあるのでしょうか?
あります! ただ1つ、イエス様の存在ですね。永遠に、今も、また後の世も、一緒にいてくださるお方ですね。
まさに、「いつくしみ深き友なる」イエス様は、私たちが、今つらくても、悲しくても、嘆いていても、変わらず一緒にいてくださるお方です。
今日も聖書を読んで、友なるイエス様との時間を過ごしてみませんか?
千葉テレビ毎週土曜日8時45分からのゴスペルアワーさんの番組で、『100人の聖書』の紹介と、炎リバイバル教会のメンバーの証しが放送されます。11月5日、12日、19日放送済み、次回は26日です。ご興味ある方は、ぜひどうぞ。
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
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