今年で創立10周年を迎えた「株式会社 創世 ライフワークス社」。キリスト教の葬儀を専門とする葬儀会社だ。「私たちは、いわゆる『葬儀屋』ではない。葬儀を通して、神様の栄光を現す葬儀を目指す『フューネラルミニストリー』だと思い、仕えている」と同社のスタッフは話す。
同社では、「葬儀は礼拝である」ことを基本に、その場を整える。「キリスト教式結婚式が市民権を得て久しいが、葬儀の場もまた、福音伝道の場として用いられている」という。
野田和裕社長は、自身の証(あか)しを同社のホームページに記している。クリスチャンホームで育った野田氏は、15歳で受洗の恵みにあずかった。その後、さまざまな経験を積む中で、神に救われた喜びを体験した。
その喜びを1人でも多くの人に伝えたいと東京基督教大学神学部で学ぶも、牧師としての明確な召命は与えられなかった。東京都内のキリスト教専門の葬儀会社で3年間働き、その後、独立。葬儀が信仰を、希望を、愛を、生きるということを覚える場であることを目指したいと、ライフワークス社を設立し、本社を大阪府豊中市に構えた。2014年からは、東京支社をオープンした。
葬儀を手掛ける中で、日本人は仏式の葬儀が圧倒的に多いため、「キリスト教式の葬儀は、非常に新鮮。牧師の話は分かりやすかった」などの声を聞くことも多いという。クリスチャン女性の葬儀では、喪主となる夫が信者でない場合も多くある。
ある女性の葬儀で、生前から妻が教会に行くことをあまり良く思っていなかった夫は、野田氏らが葬儀の準備をしているのを見て「葬儀屋まで、クリスチャンか!」と心の中で思っていたと後になって聞かされた。
しかし、妻が生前に用意していた夫への手紙の中で「お父さん、今、あなたは、教会の一番前の席に座っているでしょうね。私は、ずっとその席にお父さんが座って、神様を礼拝することを祈っていたのよ」と葬儀の中で読まれると、夫は涙を流していたという。
葬儀の後、この教会に「ご主人は、その後、どうされましたか?」と聞くと、「妻が信じていた神様を知りたい」と教会へ足を運ぶようになったという。「1人の死は決して無駄ではなく、こうして信仰が引き継がれていく。そのお手伝いを、私たちは祈りつつ進めている」とスタッフは話した。
7月9日には、お茶の水クリスチャン・センターで、同社主催の「クリスチャンのための終活集中ゼミ」の第3回が行われる。全3回で行われている同ゼミは、第1回に東京基督教大学の大和昌平教授、第2回には、同大学の稲垣久和教授を迎え、クリスチャンがこの世の務めを全うし、天に向かうことを考える貴重な講演となった。
第3回は、さまざまな死と直面してきた野田氏が「最高のエンディングプラン達成法」とのテーマで講演する。葬儀に関わる手続き、お金の話など、一生のうちに何度も関わることのない葬儀の「手引き」ともなるべき実践的なゼミとなりそうだ。
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ライフワークス社では現在、葬儀関連業務全般を担う総合職を募集している。募集内容は次の通り。
● 募集人員 ●
・若干名● 応募条件 ●
① 年齢不問
② 経験不問
③ 要普通免許
④ 要パソコン知識
⑤ 勤務地:関東近郊
⑥ 週3~5日勤務活動可能な方
⑦ 週18~30時間ぐらい● 弊社が望むスタッフとは ●
① 何事においてもヤル気のある人
② 愛ある行動・思いやりある行動が実践できる人
③ 諦めない、最後までやり遂げる、ガッツのある人
④ クリエイティブな発想をカタチに、行動に、実践に移せる人
⑤ キリスト教的信仰意識も大切ですが、一社会人として責任ある行動が取れる人そんな、本気でヤル気のある人大募集です!
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株式会社 創世 ライフワークス社
東京支社 事業部 人事課
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