岐阜市橋本町の朝日大学歯学部付属村上記念病院前で13日早朝、生まれたばかりの女児の遺体が入ったポリ袋が見つかった。女児はタオルに包まれて、ポリ袋の中に入れられており、警察が死体遺棄事件として調べている。読売新聞などが伝えた。
同紙などによると、巡回していた男性警備員(67)が13日午前5時50分ごろ、村上記念病院本館西出入り口近くで、ポリ袋を発見。その後、出勤した病院の職員が同日午前8時50分ごろに警察に通報し、警察官が確認したところ、ポリ袋の中から女児の遺体が見つかったという。
中日新聞によると、女児にはへその緒らしいものが付いており、目立った外傷はなかったという。また、ポリ袋が見つかった場所は、外部からも自由に近づくことができるという。
村上記念病院は、JR岐阜駅から西に約500メートルの場所にある。村上記念病院のホームページによると、同病院には婦人科は設置されているが、産科は設置されていない。