青森市沖館のアパートで25日未明、住人の女性が脇腹を刺されて倒れているのが見つかった。女性は病院へ搬送されたが死亡が確認され、警察は殺人事件の可能性もあるとみて調べている。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、亡くなったのは、青森市沖館4丁目のアパート2階の一室に住む高村牧子さん(53)=職業不詳。大家の親族の男性が25日午前1時半ごろ、高村さんの部屋で火災報知器が鳴っているのに気付き、部屋に入ったところ、高村さんが血を流して倒れていたという。
実際には火災は発生しておらず、玄関は鍵がかかっていない状態だった。高村さんは約1週間前に引っ越してきたばかりで、同居していた男性がいたが、連絡が取れない状態だという。
産経新聞によると、高村さんの部屋には荒らされた形跡はなく、凶器は見つかっていないという。
現場は、JR青森駅から北西に約1キロの場所。