脳研究における第一人者で、数学・原子物理学博士のホーマン愛子氏が、米ネバダ州ラスベガスで本紙のインタビューに応じた。今月88歳の誕生日を迎えた愛子氏。とてもその年齢とは思えない明晰さと力強さと主への情熱により、記者も大いに励まされた。
愛子氏の情熱は、科学を用いて聖書の中の超自然を説明していくことに向けられている。それによって、聖書には多くの矛盾があり馬鹿げた書物だと考える人々や、知識欲に富む人々を主につなげていくのが目的だ。愛子氏のカンファレンスでは実際に、体に入っていた金属が消えてなくなったり、無かった耳の鼓膜が再生されたり、多発性硬化症(MS)で車いす生活だった人がその場で癒やされ歩き出すなど、数々の奇跡が起きているが、今後、科学でどのように証明していくかに期待する。
1951年、交換留学生として奨学金を得て、ミズーリ大学コロンビア校に留学。数学・原子物理学博士号を取得後、人間の脳と人工知能研究を専門とする科学研究員となり、女性初のプロジェクトマネージャーとして抜擢され、米国国防総省で人工知能の研究に携わった。
1968年、同僚の科学者から、「科学者なら、世界的なベストセラーである聖書を一度は読むべきだ」との挑戦を受け、2週間以内に読破することを決意。旧約聖書に書かれている救世主に関する300以上の預言が、新約聖書で成就する確率を計算するあたりは、さすが数学博士と言えよう。その偶然に成就する確率は、10の100乗(1の後にゼロが100個)分の1の確率という天文学的数字であった。そこで、聖書に書かれていることが偶然の物語ではなく、創造主によって書かれていることを認識する。その後のさらなる救いの証しについては、日本の皆さんへ向けた特別なメッセージをご覧いただきたい。
■ ホーマン愛子博士から日本の皆様へ 特別メッセージ
神に自分の人生をささげてから46年間、主の働きを続け、今も精力的に各地の教会で教えている。神に呼ばれれば世界中どこにでも行き、88歳になっても主の素晴らしさを伝え続ける愛と情熱は変わらない。
愛子氏のミニストリーは、癒やしや奇跡が起こることで知られているが、愛子氏にとって超自然は当たり前なのだという。「神は霊であり、聖書は奇跡で溢れているのに、超自然を取り除いたら聖書ではなくなる」と断言し、霊的領域は科学でも証明できるという。
ミニストリーを始めた当初から奇跡的な癒やしや解放をもたらす働きをしていたが、当時は、神から受けたそのような啓示を分かち合うと、非常に激しい攻撃と批判を受けた。ところが現在、当時は科学で証明できなかったことが、科学で証明できるようになり、ようやく科学が聖書に追いつく時代が到来したのだという。そして今こそ、愛子氏が受け取ってきた神からの啓示や知識を世界に解き放つときだと示されているそうだ。
世界的な科学実験や研究結果の報告が出るたびに、愛子氏はこれらのことがどのように超自然にできるか、神に尋ねるそうだ。すると聖霊が驚くべき神の方法を教えてくれるので、科学的根拠に基づいて聖書の御言葉を教えていくことができるのだという。この探求心と勤勉さは、敬服に値する。
例えば、体内のDNAから放出される光の粒子の領域(バイオフォートンフィールド)においては、測定器でその周波数が測定できるようになった。その周波数は人間の感情や思いによって左右され、負もしくは正のエネルギーが体内に蓄積されたり、対外に放出されたりすることが科学的にも解明されている。このことから、聖書が私たちに命じていることがいかに大切かということを、科学的に教えていくことができるのだという。
「終わりに、兄弟たち、すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい」(フィリピの信徒への手紙4章8節)
「上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい」(コロサイの信徒への手紙3章2節)
科学的証拠を用いて聖書を教える愛子氏のティーチングシリーズはさまざまで、「霊・魂・体の調整」「天からの見方」「光粒子の領域」「量子の領域」「三つの脳」「トラウマからの癒やし」「中毒からの解放」「ADHD・ADDの癒やし」「魂の傷の癒やしと回復」「同性愛からの解放」「神にあるアイデンティティー」「苦い感情の根を取り除く」「肉体の癒やし」などがある。日本語字幕付きのティーチングの一部はオンライで無料閲覧できる。
■ ホーマン愛子博士のティーチングシリーズ
人間の魂の状態を整えることは基本だという「魂の傷の癒やしと回復シリーズ」は、日本語字幕付きでこちらより購入可能。