米中西部カンザス州ヘストンにある芝刈り機製造会社「エクセル・インダストリーズ」の工場で25日、従業員の男が銃を乱射し、3〜4人が死亡、約20人が負傷した。犯人の男は射殺されたという。ロイター通信などが伝えた。
ヘストンがあるカンザス州ハーベイ郡の郡保安官によると、銃を乱射したのは、エクセル・インダストリーズの従業員、セドリック・フォード容疑者(38)。フォード容疑者は、工場外の3カ所で発砲し、その後工場に侵入しさらに発砲を続けたという。
郡保安官によると、フォード容疑者は初め、現地時間25日午後5時ごろ、ヘストンから南東に約14キロ離れたニュートンで、トラックを運転していた男性に向けて発砲。銃弾は男性の肩に命中したという。そのすぐ後、ヘストンの工場へ向かう路上で、別の人物に向け発砲。さらにヘストンにある駐車場で発砲した後、工場内に侵入しさらに発砲を続けたという。
AFPBBによると、フォード容疑者は事件前、アサルトライフルを持った自身の写真をフェイスブック上に投稿していたという。また、地元保安官の話として、死者の数が7人に増える恐れがあると伝えている。