米中西部ミシガン州のカラマズー郡で20日夜、何者かが3カ所で銃を乱射する事件が発生し、計7人が死亡、2人が重傷を負った。犯人とみられる白人の男(45)は逃走していたが、翌21日未明に警察に拘束された。米NBCニュースなどが伝えた。
NBCニュースによると、警察は、銃撃があったカラマズー郡の3カ所はそれぞれ特に関係がある場所ではなく、無作為に選ばれた場所だと話しているという。
最初の銃撃は20日午後6時ごろ、カラマズー郡内のアパートの敷地内で発生。敷地内にいた女性が数回撃たれ、重傷を負った。その数時間後、2度目の銃撃が車の販売代理店で発生。3人が撃たれ、2人が死亡、1人が重傷。そして3度目の銃撃がレストラン近くの駐車場で発生し、5人が撃たれ、4人が死亡、14歳の少女も重体だったが間もなく死亡が確認された。
翌21日午前0時40分ごろ、2度目の銃撃があった車の販売代理店から約3・2キロ離れた場所で、犯人とみられる男が、他の2台の車に乗った人々と短い会話をした後、武器をこの2台の車に載せ替えようとしたところを拘束された。男はカラマズー群出身の45歳の白人男性だという。