北海道占冠(しむかっぷ)村の道東自動車道で8日午前9時5分ごろ、上り線を走行していた観光バスの後ろのタイヤ付近から煙が発生した。運転手がバスを路肩に停車したところ、間もなく発煙は止まった。読売新聞などが伝えた。
同紙によると、バスの車体底部の車軸に焼けた痕跡があったという。バスには台湾からの観光客男女35人と運転手、添乗員の計37人が乗っていたが、全員が車外に避難し、けがなどはなかった。バスは、音更(おとふけ)町十勝川温泉から札幌へ向かっている途中だったという。
毎日放送によると、このバスは2011年に中古で購入したもので、先月の定期点検では異常はなかったという。