北海道警札幌白石署の30代男性巡査部長が、部下の20代男性巡査を恐喝し、ゲーム用のプリペードカード5万5000円相当を脅し取ったとして、北海道警は27日、巡査部長を恐喝容疑で書類送検した。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、巡査部長は昨年11月30日〜12月1日、部下の巡査に「金を払わなければクビにできる」などと脅し、スマートフォンのゲーム用プリペードカード5万5000円相当を脅し取った疑いが持たれている。巡査部長は当時、宿直勤務中で、巡査の弱みに付け込み脅したという。
北海道警は巡査部長を停職3カ月の懲戒処分にした。巡査部長は辞職する意向を示してるという。
一方、毎日新聞によると、北海道警は同日、帯広署の40代の男性警部補についても、複数の部下に暴行を加えたとして暴行容疑で書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。この警部補は、部下の30代男性巡査長の胸ぐらをつかんで頭を壁に打ち付けたほか、20代男性巡査を蹴るなどしたという。