茨城県笠間市議であるJA常陸(同県常陸太田市)の男性管理職(47)が、昨年の忘年会でJA常陸の女性職員に服を脱ぐよう指示するなどのセクハラ発言をしたとして、JA常陸から懲戒解雇された。処分は1月22日付。毎日新聞などが伝えた。
笠間市議会のホームページによると、年齢が47歳の市議は村上寿之(ひさし)氏のみで、茨城新聞の笠間市議選用ページでも、村上氏がJA常陸の職員であることが記されている。
同紙によると、昨年12月に行われた忘年会には職員27人が出席。村上氏が女性職員に服を脱ぐよう指示したり、セクハラと取れる性的な発言を繰り返していたという。女性がJA常陸に訴え、調査を実施。事実を確認した。村上氏は普段から問題発言があったとされており、それらについても今回の処分の判断材料になったという。
一方、JA常陸は、村上氏に同調してはやし立てた職員4人、注意しなかった女性を含む管理職4人の計8人についても降格や降職の処分にした。同紙によると、村上氏は「襟を正して頑張る」と話し、笠間市議については辞意がないことを示した。