10代の女子学生を乗用車に連れ込み、体を触るなどのわいせつ行為をしたとして、岩手県警は25日、盛岡市の簗田(やなだ)純一・市民税課主査(51)を、わいせつ目的誘拐と強制わいせつの両容疑で逮捕した。簗田容疑者は犯行時、有給休暇を取っていたという。
産経新聞や岩手放送などによると、簗田容疑者は19日午後4時ごろ、岩手県中央部の路上で10代後半の女子学生に声を掛け、うそをついて簗田容疑者が運転する軽乗用車に連れ込んだ。その後、無理に体を触るなどのわいせつ行為をした疑いが持たれている。
女子学生は事件当時、1人で歩いて帰宅する途中だったという。簗田容疑者と女子学生に面識はなく、女子学生が車から降ろされた後、自ら被害届を出した。
日本テレビによると、簗田容疑者は、事件後の20、21日も通常通り勤務。同紙によると、特に変わった様子は見られなかったという。簗田容疑者は容疑をおおむね認めている。