覚せい剤を密輸したとして、警視庁などはウガンダ国籍のカラマギ・サムエル容疑者(45)を、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの容疑で逮捕した。カラマギ容疑者のスーツケースには、コーヒーの袋に入れられた覚せい剤約20キロ、末端価格にして14億円相当が入っていたという。国内主要紙が26日に伝えた。
報道によると、カラマギ容疑者は今月8日、ウガンダからドバイ経由で成田空港に入国。ウガンダで販売されているコーヒー豆の袋25袋に覚せい剤を詰め、衣類などとともにスーツケースに入れていたという。
カラマギ容疑者は、ウガンダの友人が購入したもので、中に覚せい剤が入っているとは知らなかったと容疑を否認している。
覚せい剤20キロは、個人による国内への持ち込みの密輸としては過去最大の量だという。