鳥取砂丘イリュージョン(同実行委員会主催)が、13回目となる今年の開催をもって終了する。同実行委が17日、公式フェイスブックで発表した。
鳥取砂丘イリュージョンはこれまで、鳥取青年会議所が中心となって行ってきた。16日には鳥取市役所で記者会見をしているが、フェイスブックでは「鳥取青年会議所内外の様々な事情により、当会議所が中心となって行ってきた鳥取砂丘イリュージョンを本年度をもって終了することを発表いたしました。来年以降開催の予定はありません。ですが、本年度ラストイリュージョンは最後まで精一杯頑張ります!」と説明している。
毎日新聞によると、鳥取青年会議所の森原真理事長は記者会見で、「さらなる地域活性化やエリア拡大など、描いていた構想にたどりつくための官民の連携がこれ以上できない」「砂の美術館でもライトアップイベントが行われている」などと理由を説明した。
一方、最後となる今年の鳥取砂丘イリュージョンは、12月12日(土)から27日(日)まで行われ、ライトアップは午後5時半から同10時まで。19日(土)には、歌手・川島あいのライブ&トークイベントが行われ、23日(水)には鳥取アイドルフェスが行われる。
電球の数は、昨年の28万個を上回る30万個。会場近くの「砂の美術館」の約70万個と合わせ、「過去最大100万球」としている。テーマは「和で彩る輪の空間」。会場は鳥取砂丘駐車場周辺。入場、駐車場ともに無料。詳しくは、公式サイトで。