世界85の国と地域で4300以上のホテルをチェーン展開するマリオット・インターナショナル(米メリーランド州)は16日、同業大手のスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド(米コネチカット州)を約122億ドル(約1兆5000万円)で買収すると発表した。スターウッド・ホテルズは世界約100カ国で1270以上のホテルをチェーン展開しており、この買収により世界100カ国以上で5500以上のホテルを抱える世界最大のホテルチェーンが誕生することになる。
世界5500以上のホテルの客室数は約110万室となり、今年9月30日までの両社の見積もり収益は、27億ドル(約3320億円)に達する。
マリオットは日本では、コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション(1泊2万1000円〜)、ザ・リッツ・カールトン京都(1泊8万5000円〜)、大阪マリオット都ホテル(1泊3万7420円〜)など、14のホテルを展開している。
一方、スターウッド・ホテルズは日本では、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都(1泊8万円〜)、ウェスティンホテル大阪(1泊5万円〜)、シェラトン都ホテル東京(1泊2万8000円〜)など、オープン予定のものも含め18のホテルを展開している。