世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会は2日、大規模な地震により多数の犠牲者が出ているミャンマーに対し、1万ドル(約150万円)を寄付することを決めた。同時に緊急支援のための募金も開始し、協力を呼びかけている。
1万ドルの寄付は、既に現地で食料配布や避難所の運営などを始めているWCRPミャンマー委員会に対して行う。ミャンマー委員会は今後、子どもや女性、特別な配慮を必要とする人々に対する人道支援も実施する計画だという。
募金は5月31日までの約2カ月間にわたって行い、集めた資金はミャンマーをはじめとする被害が発生した国・地域における緊急支援のために用いる。支援内容は、物資配布や救援活動支援のほか、被災者に対する精神的ケアや避難所運営支援、復興支援などを検討している。WCRPと関係のある現地の支援団体や国連機関、NGO、FOB(信仰を基盤とした団体)などを支援パートナーとして、協力しながら進める。
日本委員会は2月、ヤンゴン大司教チャールズ・マウン・ボー枢機卿らを招くなどして、「ミャンマーの平和構築に向けた諸宗教と国連・諸団体による円卓会議」を開催。2021年の国軍によるクーデター後から続く紛争により、ミャンマーが深刻な人道危機に直面していることを報告するとともに、暴力の即時停止と緊急人道支援の必要性を国内外に訴えていた。
今回の地震においても、発生後直ちにミャンマー委員会と連絡を取り合い、情報を共有している。「今後、WCRPの諸宗教ネットワークを最大限に生かして支援活動に取り組みたい」としている。
緊急支援への寄付は、郵便振替(00190・5・633238)、または銀行振込(ゆうちょ銀行、〇一九店、当座、0633238)で受け付ける。名義はいずれも「(公財)WCRP日本委員会募金口」。