女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ2015」のワールドグループ1部の決勝戦が14日、チェコの首都プラハのO2アリーナで行われ、チェコとロシアが1勝1敗で初日を終えた。
試合前には、前日13日にフランス・パリで起きた同時多発テロの犠牲者への黙祷がささげられた。AP通信によると、この日の第2試合に出場したロシアのマリア・シャラポワは、「(テロは)全ての人たちにとって大きなショックです」「本当に悲しいです。(パリは)世界中で最も好きな街の一つです。ニュースや写真を見るのは本当につらいです」と語った。
この日の第1試合は、ペトラ・クビトバ(チェコ)とアナスタシア・パフリュチェンコワ(ロシア)が戦い、クビトバが2−6、6−1、6−1で最初の1セットは取られたものの逆転して勝利。第2試合は、シャラポワとカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が戦い、シャラポワが6−3、6−4で勝利。対戦成績を1対1のタイに戻した。
15日は、シングルスでは、クビトバとシャラポワ、プリスコバとパフリュチェンコワが対戦、ダブルスでは、ルーシー・サファロバ&バーバラ・ストリコバ(チェコ)のペアとエレナ・ベスニナ&エカテリーナ・マカロワのペアが対戦する。