【CJC=東京】フランス植民地時代から残るホーチミン市内の歴史的建造物、ドゥックバー(聖母マリア)教会の修復工事が年内にも始まる見通しになった。ベトジョー・ニュースが17日、報じた。7月には、同教会のホー・バン・スアン司祭が渡仏し、修復に必要なガラスや瓦などについて報告するという。
同司祭によると、工事は3カ月後を目途に始まり、修復には数年を要する。同教会は現在、かなり老朽化が進んでいる。特に、長い年月雨風にさらされた屋根は深刻な状態となっていることから、教会側はこれ以上計画を先延ばしにすることは不可能と判断し、修復工事の開始を決めた。