「議長総括:沖縄教区総会議長 竹花和成」を読む
2月の沖縄訪問・宣教の際、2月3日(火)の首里朝祷会に、例年のように参加。ピリピ2章13節に基づき、「志と祈り」の主題で、宣教を担当しました。
帰りしなに、会場教会の日本基督教団首里教会の竹花和成(たけはな・かずなり)牧師から「議長総括:沖縄教区総会議長 竹花和成」を頂き、沖縄から帰って以来、熟読してきました。
たとえば、「誰でも使命や召命を感じた時、一人立つように促されたはずではなかったでしょうか。自分が使わされている場と自分の立ち位置の揺らぎと危うさにもかかわらず、それゆえに、その人にしか示されない使命や召命が与えられていくはずではなかったでしょうか。・・・」(引用承諾)に、深い共鳴を覚えました。
提示され明示されているのは、2月3日にピリピ2章13節に基づき語った宣教の主旨と深く重なり、イズムと組織、そして予算から解き放たれ、生きた一人の人間に焦点を絞る道であり、組織そして予算を真に生かす道でもあると判断します。
最近も、この総括に目を留めているとき、テレビで聞いた翁長雄志沖縄県知事の「腹をくくって」との言葉と態度があらためて心に迫り、知事のお姉様を思い起こしました。
以前、翁長氏が大病を患っていたころ、忠実なキリストの証人である知事のお姉様が、 キリスト教書店にときどき立ち寄られた様を、当時書店で働いていた妻・君代から聞き心に留めていたのです。(終わり)
(文・宮村武夫)