人気DVD映画『What Would Jesus Do?(イエスならどうする?)』(WWJD)の続編『What Would Jesus Do? The Journey Continues(イエスならどうする? 旅は続く)』が31日に公開される。
チャールズ・シェルダンのベストセラー本『In His Steps(神の歩みの中で)』を元にしたこの作品では、映画スターのジョン・シュナイダーが再び放浪者の役を演じる。さらに、『グリース』が代表作のロレンツォ・ラマスがシュナイダーの敵対者を演じ、ジョセフ・ナッサーが脚本と製作総指揮を担当した。
ナッサーは米クリスチャンポストの取材に応じ、「この映画の物語は、人々にいやが応でも考えさせるものであり、たいていの人が一度はおかれたことがあるだろうさまざまな状況で、イエスだったらどうするかを深く考えさせるものです」と語った。「登場人物たちは、死後の世界や死、自殺、窃盗などのような問題について考えますが、最も重要なのは、その中の多くの人が人生をキリストに明け渡すことです」
初作『What Would Jesus Do ?』は、ジョン・シュナイダーに加え、マクシーン・バンズ、アダム・グレゴリーをキャストに迎え、2010年に公開された。その続編となる今回の『What Would Jesus Do? The Journey Continues』は、放浪者が再び新しい街を訪れ、そこに住む人々にイエスが生きたように生きるヒントを示す物語だ。
放浪者と出会うのは、道を踏み外そうとしている悩みを抱えた10代や、愛に苦しむ女性、父親から引き離された家族、そして信仰を失った牧師だ。幸いにも、放浪者は示唆に富んだ洞察を与え、コミュニティーを信仰と救いへと導く。
チャールズ・シェルダンによる原作『In His Steps』は、1896年に発表され、現在も年平均10万冊が売れている。さらに、この本は世界の26言語に訳され、初版以来いまだに絶版となっていない。ナッサーは、シェルダンの原作に感銘を受けた多くの読者の一人で、この本をナッサー・プロダクションを通して映画化するよう持ち掛けた人物だ。
「私ががんで闘病していたとき、聖書とこのシェルダンの本が慰めとなったのです」とナッサー。「結果として私は神に、もし癒やしてくださるなら、この『WWJD』をできる限り多くの人に広めると約束したのです。神は私を癒やしてくださったので、私も最大限約束を実行しようとしているのです」と明かした。
『What Would Jesus Do? The Journey Continues』は、3月31日に14ドル93セント(約1800円)で、DVDとして発売される。全米のキリスト教系書店など購入可能。
■『What Would Jesus Do? The Journey Continues』予告編