【CJC=東京】韓国基督教総連合会(CCK)は19日、南北軍事境界線に近い京畿道金浦市の愛妓峰展望台にクリスマスツリーを設置する計画を撤回することを明らかにした。聯合ニュースが報じた。
連合会関係者は「純粋な平和と愛に向けたキリスト教の行事として、真の平和がこの地に訪れるよう努力したかった」と主張。その上で、「南北の対立を強め、国内では保守と進歩(勢力)の対立をあおるという誤解を受け、一部団体の強い反発により(設置予定地の)住民に不安を与えた」と撤回の背景を説明した。
北朝鮮はクリスマス電飾に対し、対北朝鮮宣伝施設物と反発して撤去するよう求めていた。2010年には砲撃すると威嚇した。