いよいよ公開を明日(12月13日)に迎える映画『神は死んだのか』。米国では公開後3日間で856万ドルという驚異の興行収入を記録。1000館未満公開の作品の中での全米歴代最高記録をたたき出した。最終観客数600万人以上を動員し全米を席巻した話題作だ。
無神論者の教授の挑戦を受け、神の存在を証明することに立ち上がる学生ジョシュ。ジョシュが教授から、神の存在証明のために与えられた時間は20分3本勝負。映画公開の一足先に、ジョシュと教授の白熱した討論の様子が一部解禁された。
新入生という絶対的に不利な条件の中で、図書館に通い、研究書を探し、宇宙の起源という観点から神の存在を立証しようとするジョシュ。教授はその理論を物理的側面から反証する。このバトルがこの先どう展開されていくのか、まったく予想がつかない場面だ。
全米の大学で実際に起こった数々の訴訟事件をベースに、「神の存在」という命題に正面から切り込んだ本作品。ジュシュのプレゼンテーション、教授の反論を聞くだけで、「そんなアプローチがあるのか」と目からうろこが落ちる、知的刺激に満ちあふれる作品だ。それと同時に、観る人の勇気を呼びさますドラマチックなエンターテインメント作品ともなっている。自分だったら、与えられた時間でどう神の弁護をするか。頭をフル回転させながら、映画館に向かってほしい。
そして、作品の中で、ジョシュを演じたシェーン・ハーパーからのメッセージが届いている。シェーンは、歌手、俳優、ダンサー、ソングライターという4つの才能を併せ持つアーティスト。13歳のときにプロのダンサーとしてエンターテイメント業界で働き始め、『ハイスクール・ミュージカル2』にも主要ダンサーとして出演。音楽活動においても、自身の名前をタイトルに冠したアルバムをリリースしている。これからの活躍が期待される若手俳優だ。
「ボクも教会で育ったんでジョシュという役側には共感できたよ。この映画は全ての人々の疑問に答えを与えるわけではないけど、自分が信じるもののために立ち上がる勇気を与えてくれる作品さ。僕ら若い世代には、自分の信じるものを守るすべを知らない人たちが多いけど、みんながこの作品を見ることを通して、信じるものを守るために立ち上がることを学んでくれるといいな」
映画『神は死んだのか』は、12月13日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか、全国で上映される。同じく米国での実話をもとにした映画『天国は、ほんとうにある』も同時公開される。
■ 映画『神は死んだのか』特別映像