米国出身の建築家で、滋賀県近江八幡市を拠点として多方面に足跡を残したウィリアム・メレル・ヴォーリズの、没後50年を記念した企画展「ヴォーリズメモリアル in 近江八幡」が10月4日から11月3日まで、近江八幡市の旧市街で開かれる。
ヴォーリズは1905年の来日以降、教会や学校などの建物約1500件を設計した。「メンソレータム」を日本に普及させた実業家としても広く知られている。同志社大学の校歌や教会の賛美歌など数多くの作詞作曲も手がけた。
企画展では、普段は見学できない建物が特別公開されるほか、人気作家の玉岡かおる氏や姜尚中(カン・サンジュン)氏の講演会、ゴスペルコンサートなども予定されている。
期間中は無休。一般1500円、大学生1200円で、高校生以下は無料。詳しくはチラシ。