首都圏にある約1000の教会が協力し、2010年に東京・有明コロシアムで開催された大規模伝道大会「日本クリストファー・サン国際大会」主講師のクリストファー・サン氏が来日し、11月8、9日の2日間、東京都新宿区の淀橋教会で講演する。すでに2016年には、同氏を招いて再び数万人規模の伝道大会を東京で開催することが決定しており、前大会の協力教会を中心に熱い祈りがささげられている。
日本クリストファー・サン国際大会は、「150周年を契機に、十字架と復活の福音を伝えるために、一致協力してあたって行く」とした日本プロテスタント宣教150周年記念大会の「共同宣言」を実現させようと、日本のプロテスタントの主要三派が協力する一大伝道プロジェクトとして立ち上がった。2016年の次回大会も、日本プロテスタント宣教150周年記念大会実行委員長である峯野龍弘氏(淀橋教会主管牧師)が引き続き会長を務め、聖路加国際病院の日野原重明理事長が推薦人となっている。
中国系アメリカ人であるサン氏は、1984年にクリストファー・サン伝道協会(CSEA)を設立して以来、米国をはじめ、カナダやロシア、カザフスタン、オランダ、マレーシア、フィリピン、台湾、韓国、香港、インドなど世界の各地を巡って数万人規模の集会を多数開催。中国や台湾などの中国語圏では特に知名度が高い。2005年からは日本での宣教に力を入れ、これまでに札幌、仙台、東京、大阪、岡山、熊本など全国各地で集会を開いてきた。
11月の講演は、2016年の本大会に向けた決起集会の意味合いを持つ。実行委員会では、首都圏の諸教会に広く参加を呼び掛けており、合同聖歌隊やカウンセラーなどの奉仕者も募集している。
協力教会に発送する最新のニュースレターでサン氏は、「『目標と希望のある人生へ』が今年の伝道大会のテーマ」とし、「世の中は、最近頻繁に起こる天災地変によって不安を抱え、どうしたら良いか分からずにさまよっている方が実に多く見られます。しかし、この時こそ、『信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい』とある通り、この方から目を離さないようにすれば、永遠の希望が与えられるのです」と訴えている。
今回の来日については、「早いもので、(前大会から)4年が経ちましたが、主がまた東京で福音を伝えるように導いてくださり、将来東京で伝道大会を開くための準備となります」と語り、「どうか、これから東京で開かれる『日本クリストファー・サン国際大会』のために、ぜひとも続けてお祈りに覚えて頂ければ幸いです。多くの方が信仰の決心に導かれますように、神の御国にともに前進できるように」と呼び掛けている。
11月の講演と合同聖歌隊の練習、カウンセラー講習会の日程は下記のとおり。問い合わせは、日本クリストファー・サン国際大会事務局(03・5954・0299)まで。
■ 講演スケジュール
集会1:11月8日(土)午後3時~5時
集会2:11月9日(日)午後3時半~5時半
※ 日本語同時通訳あり。入場無料・自由献金あり。会場は両集会とも東京都新宿区百人町1丁目17-8の淀橋教会。
■ 合同聖歌隊練習スケジュール
練習1:10月18日(土)午後5時~
練習2:11月1日(土)午後3時~
練習3:11月9日(日)午後2時~
※ 会場はすべて東京都新宿区百人町1丁目17-8の淀橋教会。
■ カウンセラー講習会スケジュール
日程:11月7日(金)午後7時~9時 講師:クリストファー・サン氏
※ 日本語同時通訳あり。会場は東京都新宿区百人町1丁目17-8の淀橋教会。