神の導きを知り、いつも神の御心どおりにやっていたら、間違いがないでしょう。あの雲の柱、火の柱に従って移動したイスラエルの民はカナンの地に入っていきました。あなたが人生に成功する、失敗しない生き方をしていくのには、聖霊の声が分かればいいのです。分からない、分からないで済ましたら進まないのです。皆さんが神のことばを知って、理解することによって、それが霊の思いなのか、たましいの思いなのか区別する。
聖書には「たましいと霊を分ける」と、あります(ヘブル4:12)。皆さん、この思いはたましいの思いだ、霊の思いだと分けることができますか?分からない人には難しいのです。どれが神の声か分からないのです。
聖霊の声は霊です。霊の思いはこころに来ます。たましいの思いは、頭にくるのです。頭(たましい)には、神の思いではなくて、自分と悪魔の思いが来ます。
「その場合、この世の神が不信者の思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光にかかわる福音の光を輝かせないようにしているのです」(2コリント4:4)
霊は新しくなっているので、こころには、サタンがタッチできないのです。
「またあなたがたが心の霊において新しくされ」(エペソ4:23)
今、私たちは心の声を聞くことができるのですが、聖書のことばを知らないと、それが聖霊の導きなのかどうか判断できないのです。私たちが神のことばを知ると、これは神のことばに合っている、そのしるしに平安がある、その他のいろいろなチェックの仕方がありますので、それが神の導きだと分かってきます。
クリスチャン、それは聖霊と共に歩む者です。聖霊に励まされて進んでいくのです。聖霊に導かれていく、そういう生き方をしていく人は祝福の成功の人生を歩んでいくのです。
「その場合、この世の神が不信者の思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光にかかわる福音の光を輝かせないようにしているのです」(2コリント4:4)
輝かないのはだれですか?不信者のことを言っているのです。なぜ輝かないのですか。その真理が分からないからです。どうして分からないのですか。サタン、この世の神が不信者の思いをくらませて、神の光で輝く人なのに、救われる人なのに、繁栄する人なのに、それができない。
クリスチャンであっても、思いがくらまさせられている人はその働く聖霊の正しい導きが分からないので、逆に聖霊の働きに逆らう動きをしてしまうことがあるのです。私たちは、これが神の思いか、自分の思いかをチェックしなければなりません。それは先程から言っているように、神のことばによって判断することができるのです。
私たちは聖霊様に励まされていくとき、素晴らしい事が起きていくのです。
「こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った」(使徒9:31)
私たちは、聖霊に励まされていくという歩みをしていきます。(続く)
■ 聖霊との交わりとは:(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)
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徐起源(そう・きうぉん)
ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。
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