【CJC=東京】教皇フランシスコは17日午後、忠清南道瑞山市の海美(ヘミ)で、第6回アジア・ユース・デーの閉会ミサを行った。
バチカン放送(日本語電子版)によると、「起きよ、光を放て!」(イザヤ60:1)をテーマに、開催されたアジアのカトリック青少年の集いは、この日が最終日。閉会式のため約4万人の若者が集った。
ミサの説教で、「殉教者の栄光が皆さんの上に輝くように!」と参加者らに語りかけた教皇は、アジアの若い信者たちに、キリスト信仰を証しした人々の貴重で偉大な遺産を引き継ぐ者としての自覚を促した。
教皇は若者たちに「皆さんは教会の未来であるだけでなく、教会の現在です」と話し、教会共同体と一致・協力し、より聖なる、宣教的で、謙遜な教会の構築に積極的に参与するよう希望した。
キリストを受け取り、キリストを人々にもたらし、キリストに忠実に奉仕し、アジアのいたるところで、いかなる時にもキリストを賛美することができるよう、聖母の助けを祈られた教皇は、「アジアの若者たちよ、起き上がりなさい!」と力強い励ましを与えた。
次回のアジア・ユース・デーは、2017年、インドネシアで開催される。