ローマ教皇フランシスコが今年8月中旬に韓国を訪問する見通しだ。スケジュールの関係から日本の訪問はないという。毎日新聞がバチカン当局者の話として7日伝えた。
韓国では今年8月13〜17日に、中部の大田(テジョン)市で「アジアン・ユース・デー」(AYD、アジア司教協議会連盟信徒局ユースデスク主催)が開催され、8月15日には韓国人殉教者124人の列福式も行われる。教皇は今回これらに合わせて訪韓する形。朝鮮半島の南北統一を願う特別ミサも検討されているという。
AYDにはアジアのカトリック教会の青年ら2000人近くが集う予定で、日本からは100人の青年が招待されており、日本のカトリック中央協議会が参加者を募集している(関連記事:第6アジアン・ユース・デー、日本から参加者100人を募集)。
教皇の訪韓は、先々代のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が1989年に訪れて以来25年ぶり。一方、教皇フランシスコにとっては教皇就任後初のアジア訪問となる。