北朝鮮が27日午後5時40分ごろ、短距離ミサイルとみられる物体4つを発射したことについて、韓国軍側が分析を進めている。
韓国の聯合(ヨンハプ)ニュースは、韓国政府関係筋の話として、発射されたのは短距離弾道ミサイル「スカッド」とみられると伝えている。一方、韓国側は当初は短距離ミサイル4発が発射されたと発表したが、ミサイルとみられるものと修正し、現在分析を進めている模様だ。
産經新聞はこのほか、射程約120キロの「KN02」の改良型や新型放射砲の可能性もあるとする分析を伝えている。また、小野寺五典防衛相が同日夜、自衛隊に対して万全の警戒監視態勢を取るよう指示したとも伝えている。