日本キリスト教協議会(NCC)は21日、世界祈祷日(今年は3月7日)で祈祷集会を開催する国内の開催地リストを公開した。リストは今月7日から更新して公開されてきたが、今回が3回目で最終版となる。同リストによると、今年は北海道から沖縄までの全国57カ所で祈祷集会が行われる。
世界祈祷日(毎年3月第1金曜日)は、1887年にアメリカの女性達が移住者や抑圧されている人々を覚えて祈祷日としたことがその始まりで、120年以上の歴史がある。2度の世界大戦を経て、和解と平和を求める祈りの日として教派を超えて広がって行き、日本でも80年以上にわたって続いている。
現在は世界祈祷日国際委員会(WDP)が中心となり、毎年テーマを定めている。今年のテーマは「砂漠を流れる水のように―エジプトからのメッセージ」になっている。
国内では今年も、カトリック教会や日本聖公会、日本基督教団、日本キリスト教会、救世軍、カーバランド長老キリスト教会、日本福音ルーテル教団、日本バプテスト連盟、在日大韓基督教会、日本メノナイトキリスト教会など、様々な教派、教団が参加し、祈りを共にする。
ほとんどの開催地では3月7日に合わせて集会が行われるが、3月7日を前後して集会を行う開催地もある。今年の世界祈祷日開催地情報はこちら。