キリスト教一致祈祷週間(1月18〜25日)の最中の19日、日本キリスト教協議会(NCC)と日本のカトリック教会が合同で集会を開催した。日本聖公会三光教会を会場に173人が出席し、NCC議長の小橋孝一牧師(日本基督教団三光教会)が司式を執り行い、カトリック東京大司教区の幸田和生司教が説教を取り次いだ。
NCCによると、今回の集会のために、三光教会の中川英樹司祭、カトリック碑文谷教会主任司祭のアキレ・ロロピアナ神父、カトリック洗足教会主任司祭の山根克則神父が、準備段階から集会当日まで様々用意をしてきたという。
礼拝の後には茶話会も行われた。また、集会では約9万円の献金が集まり、日本聖公会を通じて台風30号によるフィリピンの被災者支援に送られた。
一致祈祷週間は、「アトンメントのフランシスコ会」創設者のポール・ワトソン神父が1908年に提案したもの。北半球では伝統的に毎年1月18日から25日に行われる。毎年、世界教会協議会(WCC)と教皇庁キリスト教一致推進評議会が参加を呼び掛ける小冊子を共同発行している。