【CJC=東京】ロイター通信によると、中国共産党序列4位の兪正声・政治局常務委員(全国政治協商会議主席)が、宗教活動に対する管理を強化すべきとの考えを示した。
国営メディアが1月27日に伝えたところでは、新疆ウイグル自治区アクス地区トクス県で24日、警察が暴徒6人を射殺したほか、所持していた爆発物が爆発して別の6人が死亡した。爆発は美容室と市場で発生。当局は宗教過激派が事件を企てたとしている。
党機関紙・人民日報は、兪氏が新疆の事件に直接言及していないものの、宗教活動は政策の範囲内で合法的に行われるべきだとの考えを示した、と報じている。