聖学院大学(埼玉県上尾市)と、同大学付属みどり幼稚園(同県さいたま市)が、埼玉県から「多様な働き方実践企業」に認定された。それぞれ、大学は「プラチナ」、幼稚園は「ゴールド」の認定区分で、プラチナ認定を受けた企業の中で聖学院大学は唯一の大学。
聖学院大学・大学院では、若者達の働き方のモデルになるよう、2012年度から子育て中の女性も積極的に管理職に登用し、サポート体制を整えてきた。一方、付属みどり幼稚園では、自らの子育て体験が保育業務の質を向上させる大切な要素であると考え、サポート体制の整備を行っている。これらの点が評価され、今回の「多様な働き方実践企業」の認定につながった。
この取り組みは埼玉県が2012年から行っているもので、今回の認定(2013年度第4回)では、聖学院大学、同大付属みどり幼稚園を含む56社が認定された。これまでに認定を受けた企業は合計で798社で、内プラチナが49社、ゴールドが352社、シルバーが397社となっている。