日本バプテスト連盟宣教部主催の開拓伝道フォーラムが、来年1月13日に福岡西部バプテスト教会で開催される。
独立した約330の教会・伝道所が加盟する同連盟では、各教会・伝道所が独立しながらも協力して伝道を行って行く「協力伝道」を行っており、その働きの大きな柱として開拓伝道も積極的に行っている。開拓伝道は、全国支援・拠点開拓伝道という形で行い、2012年12月には同連盟所属の全国の教会から祈りを集めていた沖縄那覇新都心伝道所が協会組織を行い、開拓伝道の実りを結ぶことになった。今後もこれに続く開拓伝道の祈りと働きが起こされるよう、開拓伝道についての祈りや願い、働きを持ち寄るフォーラム(広場)として、今回の「開拓伝道フォーラム」の開催が決まった。
フォーラムでは、同連盟の吉髙叶常務理事による基調講演のほか、苫小牧バプテスト・キリスト教会の田代仁氏牧師と福岡西部バプテスト教会の松藤一作牧師による事例研究、また伝道所グループ、開拓伝道に関心のあるグループ、拠点開拓伝道で生まれた教会の3つのグループに別れての分科会などが行われる。
事例研究では、1976年に同連盟の北海道連合による開拓伝道として始まり、約30年にわたって教会ではなく伝道所のままであった苫小牧バプテスト・キリスト教会が、教会組織をする決断にまで至った歩みについて、同教会の田代牧師が分かち合う。また、1999年に牧師宅から伝道を始め、2001年に新会堂を献堂し、2005年に教会組織をした福岡西部バプテスト教会の松藤牧師は、3つの母教会と連合、連盟から祈りと支援を受け、次へのステップを進めている実情を踏まえて話をする。
開拓伝道フォーラムは、来年1月13日(月・休日)午後1〜同8時(予定)まで、福岡西部バプテスト教会(福岡県糸島市前原東3-13-63)で行われる。参加費は2000円(夕食弁当込)で、遠隔地の教会にいは交通費補助がある。参加申し込みは来年1月6日まで。詳細・申し込みは、案内PDFを参照。