【CJC=東京】冗談のつもりで立候補したら、英国国教会の最高指導者カンタベリー大主教に選ばれてしまった・・・。ジャスティン・ウェルビー主教(56)が2月4日の任命式を控え披露した裏話をAFP通信が報じている。
イングランド中部ノッティンガム近郊のトレント・ビンヤード教会で1月27日に行われたインタビューでウェルビー主教は、自分のことを「ごくありふれた普通のキリスト者に過ぎない」と語った。ウィリアムズ氏退任に伴う次期大主教の選考に応募するよう推挙された時も、主教になってまだ7カ月の自分が立候補するなど「ばかげている」と思ったという。
AFP通信によると、トレント・ビンヤード教会のウェブサイトに掲載されたインタビューの中でウェルビー主教は、「私は大主教として、多くの人々をがっかりさせてしまうでしょう。英国国教会というのは非常に人間的なものなんです。そして私も、ごくごく普通のキリスト教徒にすぎません」と述べている。