8月25日、26日の2日間にわたってブラジル北西部アマゾナス州ポンタネグラビーチで開催された今年で第16回目となる福音クルーセード「あなたのための勝利の生活」では、参加者が65万人以上となり、うち1万1千人がキリストを信じる信仰を決心した。29日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
ブラジルの著名テレビ伝道者のサイラス・マラファイア氏が同イベントで「神の統治にある」「いかにして完全な人になるか」と題して説教を伝えた。サイラス・マラファイア氏は2万人の教会員を有するプロテスタント教会牧師で、5月にはリオデジャネイロでの宗教の自由を訴える行進にも参加していた。
参加者のひとりでしばらく教会から離れ去っていたナイクソン・コスタさんは、「私は霊的に弱かったと思います。しかし今からは自分の人生を転換させたいと思います」と述べている。
同イベント開催数時間前には、参加者らが既に会場近くに到着し、場所取りを始めていたという。同イベント開催時間の5時間以上前から会場に着いていたアディルソン・タヴァレスさんは「妻からこのイベントがあることを聞いて、キリストと和解したいという望みを置いてこのイベントに参加しようと思うようになりました」と述べたという。同イベントに早くに駆け付けた64歳の女性フランシスカ・アルヴェスさんは「サイラス牧師先生は私の人生を転換する言葉を下さると信じてここに来ました」と述べた。
同イベントではマラファイア氏の宣教の他、ブラジル著名ミュージシャンによる賛美が行われ、「キリストにある勝利の賛美スペシャルCD」が販売された。同イベントでの売上は社会プロジェクトのために献金されるという。
マラファイア氏は「ひとりの人のいのちを救うことは値なしに尊いことであることを知っています。ですからこのような伝道大会にたくさんの投資をしています」と述べている。