平林けい子
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主は生きておられる(137)あれから1年 平林けい子
突然の激痛、左ひざの人口関節置換手術。1年を振り返る。手術後、うつをいただいた。聖書、聖歌を開けなかった。スマホを触ることさえできなかった。その暗黒の世界から、イエス様がこの世に戻してくださった。
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主は生きておられる(136)忘れんぼうをはじめ 平林けい子
礼拝堂でいつもの席に座ろうとしたとき、自分の聖書を持って上がるのを忘れたことに気付いた。みことばを頂こうとしているのに、相変わらず忘れんぼう。歳を重ねて、この棒は太くなったのではないか。
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主は生きておられる(135)歳を重ねるにつれて 平林けい子
歳を重ねるにつれて、共感することが多くなる。歳を重ねるにつれて、互いの重荷が分かり合えるようになる。歳を重ねるにつれて、全部話さなくても分かり合えるようになる。
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主は生きておられる(134)ことごとく祈る 平林けい子
大切なメールを送ったが、ちゃんと着いていなかった。静まった。郵便は、祈ってからポストに入れるのに、メールを送信する前に祈っていなかった。イエス様が、ことごとく祈りなさいと言われたように思った。
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主は生きておられる(133)吊るし柿 平林けい子
朝、晩寒くなった。今年も吊るし柿をつくる。大きな渋柿に「こんにちは」とあいさつしてゆっくり皮をむく。痛くてごめん。小枝の周りに包装用のひもを結ぶ。出来上がりをベランダへ。洗濯用のハンガーに吊るす。
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主は生きておられる(132)それでよかった 平林けい子
新しい年、たくさんの年賀状。友の安否を知る。ひとりひとりの顔が浮かぶ。平安あれと祈らずにはいられない。イエス様、まっさらな年ありがとうございます。昨年は突然の激痛。苦しみを通して、信仰ゼロの自分を知った。新しい命を与えられた。
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主は生きておられる(131)カレンダー 平林けい子
ついに、古いカレンダーをはずす。すぐには捨てられない。書き込みいっぱいのカレンダー。ああ、そうだった。こんなこともあった。一枚、一枚めくる。1カ月一日一日の重さがよみがえる。重さとは、イエス様の憐れみ、恵み。
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主は生きておられる(130)今年のクリスマス 平林けい子
歳を重ねるにつれて、クリスマスの意味がどんどん大きくなる。心の中で雪だるまをつくる。小さな雪の玉をあっちへころがしこっちへころがし、ずいぶん大きくなった。去年よりずっと大きくなった。雪は主のあわれみ、恵み。
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主は生きておられる(129)62回目の記念日 平林けい子
よくここまで来たと思う。結婚式で言った。ひとつひとつの灯が別々についているよりも、いっしょにともったほうが大きくなります。ともし火は、大きくなるよりも消えかかったときも。
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主は生きておられる(128)オーバーコート 平林けい子
気温が下がってきた。何年も着ているオーバ、手を通す。あたたかい、ほっとする。腕も胸も体全部、まるでイエス様に抱かれているようであたたかい。心の底まであたたまるよう。この冬も、あたたかいイエス様を着て過ごそう。
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主は生きておられる(127)平安なスタート 平林けい子
愛猫にほほを撫でられ目覚める。イエス様、おはようございます。今日は気温がかなり下がっている。心配しそうになる心。騒ぎそうになる心。揺らぎそうになる心。諦めそうになる心。その時「恐れるな。たじろぐな。私はあなたとともにいる」の声。
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主は生きておられる(126)あゝどうしよう 平林けい子
あゝ忘れた!あゝしまった!あゝどうしよう? その瞬間、イエス様の声。「大丈夫」「だいじょうぶ」「わたしがいるよ」「わたしがいるよ」。イエス様がともにおられることを忘れるなんて。
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主は生きておられる(125)目覚め 平林けい子
きのうではなく、あすではなく、きょうの目覚め。私の人生にとって、二度とない目覚め。主は言われた、きょうも、生きよ。主が与えてくださったこの24時間、どう過ごそうか。うれしくて、なんだかワクワクする。
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主は生きておられる(124)コバルト色の空 平林けい子
ベランダで洗濯物を干しながら手がとまる。あまりにも美しい空。一点の雲もないコバルト色の空。あの焼けつくように暑かった夏、こんなに爽やかな、こんなに澄み切った朝空。思わず主に話しかける。暑い暑いと騒ぎ立てました。
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主は生きておられる(123)暗黒からの解放 平林けい子
左ひざの人口関節置換手術後、はじめてうつを経験。食欲はゼロ。不思議なことに、朝は暗黒の朝、昼も暗黒の昼。夜はもちろん暗黒の夜。だれもがこの暗黒の世界に住んでいると思っていた。
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主は生きておられる(122)綱渡り 平林けい子
85年間の人生を振り返ると、綱渡りの時期があった。試練の中で、生きるための糧がなく、やっと生きていた。ある日長女が言った。おかあさんに、授業料が未払いだと伝えてくださいと先生に言われた。給食費の支払いもある。
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主は生きておられる(121)心配していたのですよ 平林けい子
「心配していたのですよ」。左膝人口関節置換手術の退院後、出会った友の口から出たことば。うれしくて、胸が詰まった。私のことを、心底心にかけてくださっていた。たくさんの言葉はいらない。
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主は生きておられる(120)用いられるために 平林けい子
48年前、受洗後ほどなく、主は私を試練のるつぼに落とされた。もう生きられないと思ったとき、神が見えた。奇跡としか言いようのない、神がしてくださったことを証し続けてきた。今年、主は再び、私を劇痛のるつぼに落とされた。
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主は生きておられる(119)秋 平林けい子
やっと秋が来た。例年にないあの猛暑の後、秋の到来を待ち構えていた。ミカン、柿、くり、食欲の秋。それにも増して霊の食欲の秋。昼間もしのぎよい、夜長はもっとしのぎよい。信仰書を読むベストタイム。
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主は生きておられる(118)みかん 平林けい子
マーケットで見た。もう、みかんが並んでいた。子どもの頃、秋の運動会ではじめてすっぱいみかんを食べた。ある日、牧師が言われた。「神様は、みかんの皮をむいたとき、ジュースと実がこぼれないように一袋ずつに入れて造ってくださったのですね」
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