社会
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横浜YMCA創立120周年 福祉活動の重要性強調
2002年4月にスタートした介護保険。高齢化の中「介護ができ、かつ介護保険事務ができる人材」への需要は今後も伸びるといわれている。今年10月に創立120周年を迎える横浜YMCA総主事の山根誠之氏は、「イエスの教えに従い、命が大切にされる平和な社会を築くため、人々の必要に応える福祉社会の実現に尽力したい」と意欲を見せている。
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日野原重明氏「愛と平和と緑」をテーマに講演
福岡沖玄界地震とスマトラ沖地震のチャリティーを兼ねた日野原重明氏(93、聖路加国際病院理事長)の講演会が9日、福岡市内であった。日野原氏は「75歳を過ぎてからが、誰にも遠慮せずに才能を開花させるチャンス。老人が立ち上がり、体験を次世代に伝えることが平和な社会につながる」と呼びかけた。
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治安当局、毛派らが市民660人超殺害 ネパール
インドを拠点に活動する人権団体、アジア人権センターは10日、ニューデリーで記者会見し、2月にギャネンドラ国王が非常事態宣言を出して以降のネパールの人権状況をまとめた最新報告を発表した。今月までの約100日間で535人が治安当局に殺害され、131人が反政府組織、ネパール共産党毛沢東主義派に殺害されるなど、事態は悪化したと指摘した。
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邦人拘束:
斎藤昭彦さんの弟が会見イラク西部で武装グループに拘束されたとみられる斎藤昭彦さん(44)の弟で会社員の博信さん(34)が10日夕、千葉市の実家に近い公民館で記者会見した。「兄は120パーセント、誰よりも危険性を知っていたと思う」と割り切れなさをにじませながら「けがをしているということなので、まず手当てをしてあげてほしい」と武装勢力側に訴えた。
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邦人拘束: 各国政府に情報提供要請 政府
イラクの武装勢力が邦人拘束声明を出した事件で、政府は10日、イラクのほか隣国のヨルダンや米国など各国政府、イスラム聖職者協会などに情報提供や捜索への協力を要請した。また邦人を雇用していた英国系民間警備会社の担当者からバグダッドで事情を聴取した。
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アン・ベネマン前米農務省長官、新ユニセフ事務局長に就任
アン・ベネマン前米農務省長官が今月1日、国連児童基金、ユニセフ(ニューヨーク)の第5代事務局長に就任した。就任にあたりベネマン長官は「ユニセフは世界でも有数の機関であり、その組織を率いる機会を与えていただけたことを、本当に光栄に感じています」と語った。
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邦人拘束:
外務省、日本人不明を確認 政府、情報収集急ぐイラクの武装勢力が齋藤昭彦さんを拘束したとされる事件で、外務省では武装グループのものとみられるウェブサイトに掲載された齋藤さんのパスポートは本人のものであることを確認した。また同省はキプロスに本社を置く警備会社社員で元陸上自衛隊員の斎藤昭彦さん(44)=千葉市出身=が現地で襲撃され行方不明になっていることを確認した。
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イラクで邦人拘束 武装勢力が犯行声明
イラクの武装勢力「アンサール・アルスンナ軍」を名乗るグループが9日未明、イラク西部アンバル州ヒート近くで日本人男性を拘束したとする犯行声明をウェブサイト上に出した。声明によると、「アイネル・アサド米軍基地」から出てきた欧米のちょう報関係者らの車列と、イラク西部のヒート近郊で激しい銃撃戦になり、武装勢力側が多数を拘束したという。拘束された人々はほとんど殺害したが重傷を負った日本人の男性一人は拘束中としている。報道各紙が9日から10日にかけて報じた。
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米マイクロソフト、同性愛者差別禁止法案「支持」に方針転換
米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は6日、住宅、雇用、保険などで異性婚姻と同性カップルの区別を禁止する法がワシントン州で成立することを支持する方針を従業員に伝えた。
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チャイルド・スポンサーで1020人の子供を支援
ワールドビジョンジャパン貧困社会に生きる子供たちのスポンサーを募集するキャンペーンを実施したキリスト教系NPO「ワールド・ビジョン・ジャパン」(東京都新宿区)は、1000人の子供を支援する呼びかけに対し1020人分の支援者を獲得したと発表した。
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ヴォーリズ記念病院解体に財団法人らが反発
米国からキリスト教伝道のために100年前に来日したウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880―1964年)は西洋建築の傑作を数多く設計した。代表作のひとつ、ヴォーリズ記念病院(滋賀県近江八幡市)の管理棟「ツッカーハウス」が病院のリフレッシュ計画により解体されることになり、保存を求める運動が起こっている。
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「良心に反しても企業に従う」4割以上が回答 新入社員調査
財団法人社会経済生産本部が今年度新入社員に対して行った調査で「自分の良心に反する仕事でも、会社のため指示どおりの行動をする」と回答した社員が2年連続で4割を超えたことが分かった。権威主義の思考が依然として多くみられ、会社員の倫理面が悪化していることを示したと説明されている。
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エチオピア栄養失調増加 ユニセフが報告
エチオピアの食糧不足により子供たちの間で栄養失調による餓死が広まっているとユニセフ(国連児童基金)が26日(日本時間27日)報告した。5歳以下の死亡率は特に高く、降雨がないことと慢性的な水不足が原因で事態はさらに悪化するとユニセフは懸念する。
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国連人口基金ら、中米のエイズ対策で各国と連帯
中米とカリブ諸島でHIV(エイズ)感染が国家的危機をもたらしていることを受け、国連の同地域担当官僚、青年代表、各国の政策責任者らが28日(日本時間29日)ホンジュラスのサンペドロ・スラで会合を開き、エイズの拡大防止へ新たな取り組みを模索した。国連人口基金が同日発表した。特に若年層のエイズ感染が拡大、全世界の感染者の57%は15歳から24歳という。
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キリスト者平和ネット、内閣退陣など求める声明発
教科書問題や韓国と中国で相次いだ反日デモを受けて、「平和を実現するキリスト者ネット」(東京都新宿区)は29日、小泉内閣の退陣などを求める声明を発表した。声明は「小泉内閣は近隣アジアとの全面的敵対関係を引き起こした」などとしている。
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ILOとWHO、労働環境の安全確保 共同で呼びかけ
職業が原因で死亡、負傷、疾病にいたる労働者の数が世界的に増加していることを受け、国際労働機関(ILO)と世界保健機構(WHO)は28日、共同で4月28日を「世界労働における安全と衛生の日」に定め、危険、職業病の予防など安全確保の必要性を訴えた。
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JR脱線事故 ニューヨーク・タイムズ紙が論評 「ゆとりのない国民性が原因」
尼崎市のJR脱線事故で、27日付のニューヨーク・タイムズ紙は「時間への強迫観念が原因」と題した記事を掲載、時刻表厳守の責任に対する強迫観念が事故の背景にあったと評した上で、正確性と効率性を過度に重視する日本社会に警鐘を鳴らす意見を紹介している。
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呼吸器はずし消極的安楽死、医師を殺人容疑で書類送検
北海道立羽幌(はぼろ)病院で昨年2月、医師が当時90歳の男性患者人工呼吸器を取り外し、死亡させたことを受けて北海道警察は27日、同医師を殺人容疑で書類送検した。読売新聞など各紙が同日報じた。
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ケニアの慢性干ばつ 200万人に飢餓のおそれ、国連発
ケニアがここ数年の干ばつの影響で、このさき数カ月に断続的な降雨があったとしても、食糧支援がない場合、200万人が飢餓状態に陥る可能性があることが26日(日本時間27日)WFP(国連世界食糧計画)の発表でわかった。
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YWCA 今年150周年 「変える力のために」 セッシェ会長
国際的なキリスト教主義女性運動団体「YWCA」が運動開始150周年を迎えた。モニカ・セッシェ会長は、150周年を記念して発表した祝辞で「ロンドンから世界各地に広がったYWCAの150周年を記念して、122カ国の会員と祝うことができ光栄」などと語った。
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