日本キリスト教社会事業同盟の代表ら8人が11月24日から28日まで韓国の大韓イエス教長老会統合教団(社会奉仕部)の招請で訪韓し、キリスト教会による社会福祉活動の現場などを視察した。
同同盟の代表らは、ソウルの南方約170kmにある大田(デジョン)を訪れ、児童センター、総合社会福祉センター、老人福祉会館、教会無料給食所などを視察した。
日本では長期の経済不況で福祉関連の予算が削減され、民間による福祉事業が脚光を浴びている。今回の訪問を通してキリスト教会による福祉事業の必要性と展望が示される形となった。
同同盟の関係者は「日本の場合、福祉施設が先に建ち、後から近隣に教会が建つ場合が多い。韓国では教会が地域の福祉事業を率先して行っている様子を見ることができた」と感想を述べた。