日本伝道者協力会(会長:福沢満雄牧師、以下EFJ)は、8月28日から30日に開催した第23回夏のリトリート・総会で、故・本田弘慈師の指導を受け、現在は巡回伝道に活躍中の「サマリタン・ゴスペル・クルセード」代表、宮本俊一師と、元カネボウ薬品会長の三谷康人氏を新役員に選任した。
宮本俊一師が代表を務める「サマリタン・ゴスペル・クルセード」は、97年に故・本田弘慈師の指導の下に巡回伝道を目的に始まった。宮本師は、日本国内はもとより、韓国、アメリカ縦断伝道と、本田師の巡回する地に同行し、伝道集会、クルセードの霊的流れや、伝道勝負師の姿勢、大衆の心の捉え方、決心者の招き、主催教会へのマナー等を同師から直接学んだ。今は国内外を巡回伝道している。
新役員の三谷氏は29日夜、独自に収集した日本宣教に関する豊富な資料に基づいて発題。日本の教会では、友人、知人による誘いで教会に来たという新来者が圧倒的に多いこと、教会員や牧師の高齢化が深刻であることを指摘し、教会が内向きから外向きに変えられ、教会外の人々のニーズに対応する発想の転換が必要であることを訴えた。