撮影のために、ラスベガスへ向かう機上にいたブリトニーだったが、聖霊の強い促しを受けて、悔い改めへと導かれた彼女は、その日の撮影を断り、それ以来ポルノ業界と決別したのだ。これは、彼女の赤裸々な訴えと証しである。(第1回から読む)
*
私は、多くの人々と同じように、愛と受容を求めていました。私は良いものを探していたのですが、間違った場所でそれを探していたのです。何年もの間、セックスや性的関係が力を与えてくれるものだと信じてきました。男性が私と寝てくれるなら、私はもっと愛される存在になれるのだといううそを信じ込まされてきたのです。このうそが私をポルノ業界へと導きました。悲しいことに、今日の世俗世界のみならず、教会においてさえも多くの人がこのうそにだまされています。
しかし真実はこうです。私たちはセックスによってでも、異性を魅了することによってでも、力が与えられるわけではありません。私たちに力が与えられるのは、キリストによってのみです。この真理を発見するのに私は26年もかかりました。
私は、セックス、名声、お金の中に、自分が探しているものがあると信じていました。しかし、ポルノ業界で10年近く働いて、いったい私に何が残ったというのでしょう。私は以前よりももっとひどくなって、人生を破綻させる寸前までいきました。本格的な薬物中毒になり、手に入る薬は何でもやりました。本当にめちゃくちゃな人生でした。そんな私を、神は決して放っておかれなかったのです。
2012年12月、私はラスベガスへの機上で人生が激変するような神の取り扱いを受け、ポルノ業界から完全に足を洗いました。神はもっと偉大な計画を私に用意しておられると信じたからです。私は、聖書、祈り、礼拝、断食、教会を通して、毎日神を求めるようになりました。そして神の中にこそ、私が探していた全てのものがあることを発見したのです。ハレルヤ! 神は私を完全に自由にしてくださったのです。
実際に神は、私に約束した通りのことをしてくださいました。主は忠実な方です。私は今、結婚して子どもが与えられ、夫と共に世界中を旅して回っています。私たちは純潔について説いているのです。この私の人生がそんなふうに激変するなんて、いったい誰が想像できたでしょう。ああ、ただ神様をたたえます!
私が自分の人生を完全に主にささげた日は、私の貞操を主にささげた日なのです。夫と私は結婚する日を待ち、ポルノや不品行には手を出しませんでした。
私の友である皆さん、これは良い知らせなのです。この私にできたんですもの。皆さんにできないはずがありませんわ。神様に不可能などありませんもの。(続く)
■ 米国の宗教人口
プロテスタント 35・3%
カトリック 21・2%
正教 1・7%
ユダヤ教 1・7%
イスラム 1・6%
無神論 16・5%
◇