単立・炎リバイバル教会(東京都足立区)が7日、愛知県を拠点にリバイバル運動を展開する宣教団体「リバイバルミッション」の伝道者、平岡修治牧師を招いて伝道礼拝を行った。平岡牧師は、罪を犯したアダムに対する神の呼びかけ「あなたは、どこにいるのか」(創世記3:9)を引用し、「神様は、私たち一人一人の心に語りかけるお方。人を創造した神様を知るときに、人が何のために生きているかが分かる」と福音のメッセージを伝えた。
リバイバルミッションが全国の教会を巡って展開する伝道ツアー「ゴー・トゥー・ミッション2024」の80回目。年内に160回の開催を目指しており、ちょうど折り返し地点を迎えた。この日は音楽ゲストとして、牧師が父の3人兄弟によるユニット「イーワイエス」のメンバーで、サックス奏者の関真哉さんが出演。新来会者も多く、80席用意された会堂はほぼ満席となった。
爽やかなサクソフォンの音色でオリジナルの賛美などを披露した関さんは、小学生の時に母親のがんが奇跡的に癒やされた体験などを語り、「神様を第一にするとき、神様は必ず祈りに応えてくれる」と証しした。その上で、「初めて教会に来られた方がいらっしゃれば、この聖書の神様を心にお迎えすることをお勧めします」と話した。
平岡牧師は、人体や天体が絶妙な調和によって保たれている神秘に触れながら、「人生を目的が分からないまま生きていたら、幸せにはなれません。つくられたものは、つくった方のために存在するのです。私たちは生きているのではなくて、本当は生かされている」と語った。
さらに、「罪を犯しながら神様を知ることはできない。心に罪があると平安にはなれない」と述べ、十字架の上で信仰を告白した犯罪人にイエスが語った言葉「あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます」(ルカ23:43)を強調。「私たちの人生は一回です。目的を持ち、罪赦(ゆる)され、輝いた人生を送っていただきたい」と信仰の決心を促した。
リバイバルミッションは1970年、日本のリバイバルを求めて滝元明牧師、田中政男牧師らが創立した「日本リバイバル・クルセード」を前身とする。93年に阪神甲子園球場で3日間にわたって行われた伝道集会「全日本リバイバル甲子園ミッション」を機に、大規模な伝道集会やリバイバルを求める祈りの運動を国内外で展開している。