玉の肌石鹸(せっけん)株式会社相談役の三木晴雄(みき・はるお)氏が11日、死去した。84歳だった。出身校の玉川大学を運営する玉川学園が14日、ホームページで発表した。
クリスチャンの実業家として知られ、NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン理事、公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)副理事長などを務めていた。2015年には日本福音功労賞を受賞している。
1939年、東京都生まれ。自由学園、玉川大学文学部英米文学科卒業。卒業後、玉の肌石鹸に入社。詰め替え用の洗剤を初めて開発し、同社や子会社のミヨシ石鹸株式会社などの社長、会長を歴任した。
日用品化粧品新聞によると、病気療養中だった。前夜式・告別式は、日本ホーリネス教団池の上キリスト教会(東京都三鷹市)で近親者のみで行い、後日「お別れの会(偲ぶ会)」を開く予定。