ですから、私はあなたがたに勧めます。どうか、私にならう者となってください。そのために、私はあなたがたのところへテモテを送りました。テモテは主にあって私の愛する、忠実な子です。彼は、私が至る所のすべての教会で教えているとおりに、キリスト・イエスにある私の生き方を、あなたがたに思い起こさせてくれるでしょう。(1コリント4:16、17)
コロナ第7波の中にあっても、いたずらに不安を持つことなく、今年の夏が素晴らしい祝福で満たされる日々となるよう共に祈りましょう! 不安な世の中だからこそ、私たちは主イエスを賛美して、神の語られるみことばによって励まされることが大切です。聖霊が毎日私たちのために働かれているのですから、その恵みを頂いて生き生きと歩んでまいりましょう。
マイナスの情報が多い時こそ、信仰のスイッチを入れてクリスチャンとして歩もうではありませんか! 困難、逆風の中でも力強く前進するキリストの体である教会を体験しましょう。そして、あなた自身に紛れもなく救い主イエス・キリストの恵みを頂いた一人のクリスチャンとしての毎日が与えられているということを、受け止め直しましょう。クリスチャンらしく、信仰が働く毎日を歩んでほしいと思います。
今日の聖書箇所の前後の箇所を見ると、パウロがコリントの人々を叱っていることが分かります。コリントの教会の中には、信仰生活の乱れ、高ぶり等々がありました。「原点からやり直せ!」という思いでパウロが語っていて、厳しい態度で警告を発していることが分かります。今日のタイトルとして「キリスト・イエスにある私の生き方!」を掲げさせていただきました。この夏、世の中のマイナス状況に取り囲まれているように思えても、「キリスト・イエスにある私の生き方がある、信仰生活がある」と告白できる一人一人になりましょう。3つの点から確認しましょう。
1. まずは、ならうべきもの!
16節でパウロは、私の信仰を手本としてくださいとコリントの人々に語っています。何事も基本を学ぶことを忘れてはいけません。神の子どもとして信仰を成長させるためには、イエスを手本とし、聖書が語る基本に素直に「ならう者」になりたいと思います。我流で変な癖をつけないよう、基礎固めの部分は「ならう」べきです。イエスを筆頭に、弟子たちや教会の兄弟姉妹たちを通して、信仰を引き上げられていく者になりたいと思います。
2. 思い起こすべきもの!
17節には、「あなたがたに思い起こさせてくれるでしょう」と記されています。クリスチャンとして成長していく志や、目当てを見失ったり忘れていることはありませんか。今年の1年のテーマは「“シン” 生活宣言!―主キリストと共に歩む毎日!」でした。自分の殻を破りましょう! いろいろな “シン” を皆様と分かち合いましたが、その時あなたが何を目指そうとしたかを「思い起こし」ましょう。聖霊によって神から与えられている夢、ビジョンを思い起こし、実現できるように祈ってまいりましょう。
3. 主にある私の生き方!
そして、パウロの生き方だけではなく、あなた自身に、主にある生き方が与えられています。まずイエスに、パウロに、周りの人に「ならい」、次に「思い起こし」、そして自分の信仰者としてのあるべき生き方をもう一度受け止め直しましょう! どういうあなたが一番神に喜ばれるか、どんなあなたが本当に神が求めておられる姿か、主イエスにある自分の生き方を歩んでいるか。しっかりと祈って前進してまいりましょう。
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