イエスは彼に言われた。「ピリポ。こんなに長い間あなたがたといっしょにいるのに、あなたはわたしを知らなかったのですか。わたしを見た者は、父を見たのです。どうしてあなたは、『私たちに父を見せてください』と言うのですか。・・・わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざをしておられるのです。(ヨハネ14:9、10)
それは、ナザレのイエスのことです。神はこの方に聖霊と力を注がれました。このイエスは、神がともにおられたので、巡り歩いて良いわざをなし、また悪魔に制せられているすべての者をいやされました。(使徒の働き10:38)
この夏も主からエネルギー、恵み、潤いを頂いて躍動感のある日々にしましょう。神様からの元気が必要だと思わされるのは、世の中に私たちを暗くするような問題があふれ、悪の力がはびこり、気を緩めると、とんでもない事件や不幸をもたらす力が横行するからです。
イエス様は私たちに、いつも目を覚ましていなさいとおっしゃっています。悪魔に隙を見せることなく、常にイエス様を見上げ、信仰の目を開いて前進しましょう。クリスチャンである私たちには賛美が与えられ、祈ることが許され、元気でいることができるのです。このことを感謝したいと思います。
神様の力は素晴らしく、私たちが神様を信じると元気になることを体験したいと思います。今、私たちが抱えている問題は、疲れて、寝不足で病気の人が多いことです。イエス様は100パーセントの救い主で癒やし主であることをご自身で示されています。私たちは癒やされることを再確認し、恵みを頂きたいと思います。
今日の聖書箇所でイエス様は、ご自身が3年間弟子たちと共に生活し、人々を癒やし、悪霊を追い出し、問題を解決しておられたことを目の当たりにしていたピリポに対して、わたしを知らないのかと言われ、弟子たちの信仰が薄いことを嘆かれました。イエス様は病める者に対して常に癒やしを与えてくださることを忘れてはならないのです。
3つのポイントを押さえていきたいと思います。
1. 主キリストご自身を知ろう!
聖書が語る通りの主キリストご自身を知りましょう。私たちが勝手に聖書に何か付け加えたり、取り除くことで主キリストについての知識をゆがめてはなりません。この世の常識や人間の知識で考えて、癒やされないかもしれないと思うことのないように。イエス様に「わたしを知らないのか」と言われないようにしましょう。神様との関係は信仰によるものであり、あなたの信仰が働くことが一番大事です。21世紀の私たちの常識でイエス様を勝手に理解するのではなく、聖書が語る通りのイエス様を知ることが重要です。
2. 主キリストにおける真の神の御力!
救い主イエス・キリストを通して、天地宇宙の創造主なる父なる神、真の神の、御力の恵みが豊かに現されていることを知りましょう。私たちは言葉によって全てのことを可能にする神の力が働いていることを認めたいと思います。ただ、なんとなく癒やされる、慰められるのではなく、救い主イエス・キリストを通して、無から有を生み出す偉大な神の力が現され、私たちを救い、癒やしてくださるのです!
3. 人々をとことん癒やされる主!
救い主イエス・キリストの御業は、特定の人に限定的に現されるのではありません。キリストは病める者をとことん癒やされました。私たちは病にかかることも疲れることもあります。私たちの都合、願い、思いで神様に働いていただくのではなく、主の御業に委ね、癒やしを体験しましょう。イエス様の御業が聖霊によって今、私たちに届けられていることを信じて祈りましょう。イエス様は、病める人を誰一人お見捨てにはならず、常に受け入れてことごとく癒やしてくださることを感謝し、この夏も元気に過ごしてまいりましょう。
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