今年も共に世界宣教祈祷課題をお祈りいただき、心から感謝を申し上げたい。すでにコロナ禍に入って3年目を迎えようとしているが、今年に入って急激に加速するワクチン行政における全体主義化傾向には危惧を覚える。
サリドマイドやミドリ十字社の非加熱製剤、子宮頸がんワクチンなど、薬害は現実の社会問題であるなら、COVID-19のワクチンも実際には5〜10年の市場評価を待たずして誰も正確な評価はできないのではないか。
もしそうであるなら、信者の間でワクチンに関する見解の相違があるのは仕方がない。この場合、お互いの考えを尊重すべきだろう。
しかし “公衆衛生” の名の下に進められる監視社会の導入には、ワクチンの賛否を問わず注視すべき問題と言えよう。ワクチン接種の義務化やグリーンパスの導入による行動制限、ハイテクを用いた個人の特定や追跡など、まさに黙示録的な世界がすぐそこまで来ていることをうかがわせる。
現に中国(CCP)では顔認証などのハイテク監視技術とAIによる情報処理技術を用いて「社会信用スコア」が導入されており、極めて高度に、CCPに対して “優良” な者と “危険” な者が格付けされているのだ。
しかし、われわれ信者は殊更にこのような監視社会を恐れる必要はない。聖書はあらかじめそのような社会の到来を告げており、そこからの “脱出の道” も教えているからだ。
そして、真に有効率100パーセントのワクチンとは、われらの主イエス・キリストの福音なのだ。残されている間に、われわれのタスクを成し遂げようではないか。
マラナタ、主よ、来たりませ。