近年、ボコハラムやフラニ族らの過激派ムスリムによる誘拐事件やキリスト者殺害が相次いでいるナイジェリアだが、無神論者のイブラヒム氏(65)が洗礼を受けたという喜びの知らせがあった。
彼は14人の父親で、以前は悪霊を信じる以外は無神論者だった。しかし若いフラニ族の働き人が彼に聖書を説明し、主イエスにある救いを丁寧に理解させてくれたとき、イブラヒムは主イエスに人生をささげる決心をし、バプテスマを受けたのだ。
現在、彼は他の人に福音を伝え、家族にもキリストを信じるように勧めている。バプテスマを受けたとき、イブラヒムは喜びに満たされ、すぐに大きな心の変化を感じたという。
迫害の嵐の最中にあっても、主は慰めと喜びを与えてくださる。ナイジェリアで、さらなる救霊がもたらされるよう祈っていただきたい。
■ ナイジェリアの宗教人口
イスラム 45・1%
プロテスタント 37・1%
カトリック 12・1%
英国教会 22・6%
土着の宗教 3・3%