11月10日、モザンビークの北部のナンジャバ村で、過激派ムスリムによって50人が斬首され殺害された。殺害者らは、彼らの信念に同意しない者や、棄教を拒んだキリスト者らを村のサッカー場に集めて殺害した。
モザンビークでは、天然ガス資源の豊かな北東部を中心に2017年ごろから、イスラム国(IS)に呼応するイスラム過激派が台頭しており、すでに2千人以上が殺害され、43万人が難民生活を強いられている。天然資源の豊かなこの地を狙うのは、活動資金の確保という戦略的な意図も見え隠れする。暴力テロによって自らの目的を果たそうとする試みは決して許されない。彼らの悪企みが打ち砕かれ、平和が回復されるように祈っていただきたい。
この地の伝道が進み、救霊と平和をもたらすように祈っていただきたい。
■ モザンビークの宗教人口
プロテスタント 29・9%
カトリック 20・6%
英国教会 0.5%
イスラム 18.6%