聖書の世界を忠実に再現したドラマ仕立てのスマートフォンアプリ「聴くドラマ聖書」を制作した日本G&M文化財団(東京都新宿区)は、多くの人が自宅待機を強いられる中で聖書から力を得てほしいと、無料で利用できる同アプリの活用を呼び掛けている。ホームページには、旧新約聖書全66巻をバランスよく通読できるオリジナルのリスニングプランも公開している。
昨年11月に正式リリースされた同アプリは、今年の春には欧州でも公開され、ダウンロード数は累計約7万に上っている。聖書には、最新の聖書学に基づいて翻訳され、2017年に出版された「新改訳2017」を採用。神役の大和田伸也、イエス役の井上芳雄、マタイ役のつるの剛士をはじめ、奥田瑛二(イザヤ役)、加藤雅也(モーセ役)、南沢奈央(マリア役)、藤田朋子(ルツ役)、川﨑麻世(ヨハネ役)など、総勢150人に及ぶ豪華キャストが出演している。
リスニングプランの作成には、米フラー神学校が協力。1回のリスニング時間によって20分プラン(494回)、30分プラン(334回)、45分プラン(189回)の3つから選べるようになっている。
同財団は、「新型コロナウイルスが猛威を振るう今、聖書から力を得るため、外出自粛を利用して聖書通読にチャレンジするため、そして教会に集まれないクリスチャンたちを励ますためのツールとしてご活用いただけましたら幸いです」と呼び掛けている。
「聴くドラマ聖書」は、スマートフォンからiOSの「App Store」、アンドロイドの「Google Play」でダウンロードできる。リスニングプラン(PDF)のダウンロードはこちら。