「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」という主からの命令を徹底的に遂行して、所属教会の成長拡大に貢献するためには、「信仰をはたらかせる」ことが肝要です。
私たちはイエス・キリストを信じるだけで、神様を裏切って自己中心の人生を歩んでいた「罪」を赦(ゆる)され、永遠の命を与えられます。これは真実であり、聖書の語る福音の本質です。「信仰義認」、イエス・キリストを信じるだけで義と認められ、救われてクリスチャンとなる!!なんと素敵なことでしょう。
そして、クリスチャンになった私たちには、主からとても重要な使命が与えられるのです。それは、「大宣教命令」、全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝える!!という使命です。
この主イエスから与えられた使命を遂行していくときに、私たちは多くの試練や苦難を体験することになるのです。あの使徒パウロも、川の難、盗賊の難、同国民から受ける難、異邦人から受ける難、都市の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、労し苦しみ、たびたび眠られぬ夜を過ごし、飢え渇き、しばしば食べ物もなく、寒さに凍え、裸でいたこともありましたと告白しています。
このような状況を乗り越えて、宣教事業(ミニストリー)を成功に導いていくためには、「信仰をはたらかせる」ことが鍵となります。
「信仰をはたらかせる」とは具体的にはどういうことなのでしょうか?
「信仰をはたらかせる」ために、私たちは聖書に立脚し、聖書をとおして主の目線で物事を見なくてはなりません。聖書は私たちにハッキリと「神にとって不可能なことは一つもありません」(ルカの福音書1章37節)と宣言しています。そしてその全知全能の主は、Holy Sprit(聖霊)として私たちと共にいてくださるのです。
ですから私たちは、いつも積極的、肯定的、信仰的に考え行動することができるのです。主が共にいてくださるので、力強くアグレッシブに前進することができます。
その事実をいつも確信し続けるために、主との交わりを欠かさないことがとても重要なのです。そのために、いつも祈ること、いつも賛美をささげること、いつも礼拝をささげること、特に主日礼拝と祈祷会で主にある兄弟姉妹と共に特別な礼拝の時を持つことが大切です。
主が共にいてくださることを確信し、主のパワーを確信することが、私たちの信仰の源となるのです。
主に信頼して力強く、ポジティブに宣教事業(ミニストリー)を行ってまいりましょう。ハレルヤ!!!!
ただ強く、雄々しくあって、わたしのしもべモーセがあなたに命じたすべての律法を守り行え。これを離れて右にも左にもそれてはならない。それは、あなたが行く所ではどこででも、あなたが栄えるためである。(ヨシュア記1章7節より)
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