昨年6月に連携協定を締結した上智大学(東京都千代田区)と関西学院大学(兵庫県西宮市)は19日、上智大で連携協定記念シンポジウム「変革する大学〜IR・ポートフォリオ・クラウドの展開と可能性について」を共同開催する。大学教職員を対象としたシンポジウムで、参加は無料(情報交換会は会費2千円)。
両大は昨年6月、「キリスト教の精神を基に、国際性の高い教育研究を展開し、隣人・社会・世界に貢献する」という共通理念の実現を目的として、連携協定を締結した。記念シンポジウムでは、両大が力を入れるIR(Institutional Research、大学の経営・教育改善のための調査・検証活動)やポートフォリオ(学生による学修過程・成果の記録)の導入、学内システムのクラウド化について、両大の事例からその効果と課題を学び、変化の激しい時代における大学の在り方や可能性について考える。
申し込みは、件名を「2月19日変革する大学申込」とし、①名前、②所属大学、③所属部署、④役職、⑤メールアドレス、⑥情報交換会の参加有無を記載し、メールで関西学院大高等教育推進センター([email protected])まで。2月15日(金)申し込み締め切り。申込者数が定員を上回った場合、参加できない場合もある。問い合わせは、同センター(電話:0798・54・7420)。
【プログラム】
◆ 開会挨拶 曄道佳明(上智大学長)
◆ 基調講演 玉上晃(文部科学省大臣官房審議官〔高等教育局及び高大接続担当〕)
「高等教育政策の動向―教育の質の保証と情報公表を中心に」
◆ 事例発表① 相生芳晴(上智学院IR推進室室長、情報システム室)
「上智大学におけるIRの取り組みと、教学支援システム Loyola のAWS移行について」
◆ 事例発表② 豊原法彦(関西学院大経済学部教授、高等教育推進センター長)
「関西学院大学におけるポートフォリオの取り組みについて」
◆ 課題設定 江原昭博(関西学院大教育学部准教授、評価情報分析室副室長、高等教育推進センター副長)
「IR・ポートフォリオの今日的課題」
◆ パネルディスカッション・質疑応答
コーディネーター:江原昭博
パネリスト:玉上晃、藤村正之(上智大総合人間科学部教授、高大連携担当副学長、IR教学部会長)、相生芳晴、豊原法彦
◆ 閉会挨拶 村田治(関西学院大学長)
◆ 情報交換会
日時: | 2019年2月19日(火)午後1時〜5時半(同12時半開場) |
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場所: | 上智大四谷キャンパス6号館(ソフィアタワー)1階101教室 東京都千代田区紀尾井町7ー1 |
費用: | 無料(情報交換会は会費2千円) |