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難しい問題を解決する3つのステップ 佐々木満男

2018年12月21日18時40分 コラムニスト : 佐々木満男
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関連タグ:佐々木満男

やさしい問題や普通の問題は、常識に従って取り組めば解決できる。難しい問題とは、通常の手段では解決できない問題のことである。それでは、難問を解決するにはどうしたらよいだろうか?3つのステップがあると思う。

1. その問題を解決できると信じる

難問に直面すると、つい、「こんな難しい問題を解決できるのだろうか?」と悲観的に考えてしまう。そうすると、「いや、こんな難問を解決できるはずがない」「大変だ、大変だ、どうしよう、どうしよう」と、最悪の結果を恐れ、うろたえてしまう。こうして、問題に取り組む気力が失われてしまう。

でも逆に、「この問題は難しいかもしれないが、解決できないはずはない」と楽観的に考えることもできる。そうすると、「そうだ、必ず解決できるに違いない」と、最善の結果を期待するようになる。こうして、問題に取り組む気力が湧いてくる。

だから、最初のステップは「私はこの難問を必ず解決することができる」と信じることである。そう信じただけで、問題の50パーセントは解決したといえる。

2. その問題を解決できると宣言する

だが、「この難問を解決できる」と心で信じただけでは、物事は動かないことが多い。次のステップは、「私はこの難問を必ず解決できる!」、口でこう宣言することである。また、「この難問よ、解決せよ!」と、難問に対して命じることである。人が発言した言葉には、言った通りのことを実現させる力がある。

例えば、「こうしなさい」「そうしてはいけない」と断固として命じれば、それを聞いた人はその命令に従うのである。問題の解決を命じただけで、問題の90パーセントは解決したといえる。

3. その問題を解決する行動を取る

「この難問よ、解決せよ!」と命じても解決に至らないこともある。最後のステップは、難問の解決を信じて、解決するために自ら行動を取ることである。いわゆる実力行使である。こうして問題は100パーセント解決するといえる。

集団ストーカー事件

Aさんは、一時所属していたある団体から脱退したことが原因で、団体関係者と思われる数人から、公衆電話の無言電話や意味不明のメールが届くようになった。それだけでなく、一人住まいの自宅や勤務先でもAさんを待ち伏せし、付近を徘徊(はいかい)するようになった。

Aさんは恐怖のあまり逃げ回って、わざと寄り道して真夜中すぎに帰宅した。警察に相談しても、犯人を特定できないことから、Aさんの被害妄想ではないかと思われ、捜査してくれなかった。

ある時、Aさんは自分の悩みをクリスチャンの友達に打ち明けた。「どうしてそんなに恐れているの?恐れないで神様に解決してくださるようにお願いしたらすぐに解決するわよ。今ここで祈ってあげるから」と言って友達は、その場で祈ってくれた。Aさんはクリスチャンではなかったが、なぜか非常に心が落ち着いた。自分には絶対に解決できないと思い込んでいた問題も、「解決できるのではないか」と思えるようになった。

次の日、「集団ストーカーを直ちにやめてください。これ以上続けるなら、あなた方を警察に告訴します」と、勇気をもって全員にメールを送った。それでもストーカー行為が続いたので、弁護士に依頼して告訴状を提出した。被害者の生命の危険を感じ取った警察は、すぐに捜査を開始し、関係者と思われる全員を呼び出して取り調べをしてくれた。集団ストーカー行為はその時点からピタッと止んだ。

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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